『ベビわる』こと『ベイビーわるきゅーれ』のシリーズ三作品にドハマりしたので、
同じくアクション監督だった園村健介監督がメガホンをとり、
『ベイビーわるきゅーれ』の阪元裕吾監督が脚本。
そして主演は高石あかりと三拍子揃った本作を観るしかないと息巻いて視聴しました。
『ゴーストキラー』あらすじ
ストレスの多い日々を送る女子大生・ふみか(高石あかり)は、
ある日道端に落ちていた一発の弾丸を拾ってしまいます。
するとその弾丸をきっかけに、
何者かに殺され成仏できずにいた殺し屋・工藤(三元雅芸)の幽霊に取り憑かれてしまいます。
工藤がふみかに憑依すると、彼の驚異的な身体能力までふみかに宿ることが判明。
最初は反発し合う2人でしたが、工藤の無念を晴らすため、
そして自分の平穏を取り戻すため、奇妙なバディとして復讐に動き出します。
しかしその先には、工藤の死の真相と危険な裏社会の陰謀が待ち受けていて――。
『ゴーストキラー』ネタバレなし感想
結論から言うと、本作は『ベビわる』のちさと(高石あかり)・まひろ(伊澤彩織)のキャラクターや
ゆるい日常を期待して観ると少し違う作品です。
『ベビわる』より、アクションが多く、それこそ本格的なアクション映画でした。
良かった点① 設定が面白い
ただ、脚本が阪元裕吾さんだけあって設定が面白い。
殺し屋の幽霊が主人公に憑依するって…。その時点で勝ちに行ってます。
たとえば、友人マホの服装に難癖をつけ胸ぐらを掴む彼氏リュウスケに、
突然「クソボケ!」とキックを入れるふみか。
蹴った本人まで「えっ!?」と驚く始末。
また、リュウスケを殴った直後に
「痛い痛い痛い、殴るなら殴るって言ってよ!」と文句を言うなど、
工藤の行動にふみか本人が振り回されるやり取りが抜群に可笑しい。
周囲から見れば、ふみかが一人で暴れて一人で会話しているようにしか見えないという。笑
その他、反社との激突シーンでも、
ふみかが柱の死角に隠れ幽霊である工藤が、様子を見に行ったり指示したり。
その辺の設定からくる可笑しさはやはり阪元裕吾さんならではなのかと思いました。
良かった点② 高石あかりの演技力
一人二役的な切り替えシーン。
そのおかしさを安定の高石あかりさんが好演してました。
ふみか本人と、憑依した殺し屋・工藤の人格が入り混じる一人二役のような難しい役どころを
高石あかりさんが好演しています。
切り替えがめちゃくちゃうまいし、それも自然に演じている。
やっぱり演技力が光ってました!
良かった点③ 三元雅芸のアクション
さらに終盤のアクションパートで存在感を放つのが三元雅芸さん。
『ベイビーわるきゅーれ』で、ちさと・まひろと激闘を繰り広げた強敵・渡部役でも印象的だった方です。
三元雅芸さんの強みは、見せかけではない本物の身体能力。
武道経験、スタント経験、俳優経験があるため、
殴り合い、蹴り、転倒、間合い、すべてに説得力があります。
三元 雅芸さんのざっくりプロフィール
テレビで見た ジャッキー・チェン に憧れて、10年間空手を習う
中学3年で全国大会2位
中高一貫校進学後、アクションチーム所属
大学まで7年間、ウルトラマン・仮面ライダー系ヒーローショーでスーツアクター系の仕事
同志社大学 卒業
信用金庫勤務を経て俳優へ転身
出演作
ビーバップ・ハイスクール
ホーリーランド
SP 野望篇 / SP 革命篇
AVN エイリアンVSニンジャ(海外でも話題)
BAD CITY
ゴーストキラー
ゲーム方面もすごい
戦国BASARA
龍が如く
これらでモーションキャプチャー担当。つまりゲーム内の動きの元ネタ本人ってことですよね。
かなり渋い実績…!
そして今回は、その三元さん演じる工藤と、
高石あかり演じるふみかが複雑な形でコンビを組むのも面白いところ。
『ベビわる』好きとしてはちょっとだけ複雑でした。笑
考察|ベビわるとの違い
本作が『ベビわる』と大きく違うのは、
主人公ふみかがあくまで一般人だという点。
ちさと(高石あかり)は殺し屋として完成された人物でしたが、
ふみかは暴力にも裏社会にも当然ドン引きする普通の感覚を持っています。
例えば。
・マホの彼氏リュウスケを最悪殺せばいいという工藤に対して、「ころ…」「はあ?もう何こいつマジ意味わかんないんだけど」という至ってふつうのリアクション。
工藤が前世は殺し屋だったと聞いて「ころっ…」「殺し屋!?」と口を押えて怯えつつびっくりする表情。
・普通に反社の組織だったり、マホのDV彼氏リュウスケを容赦しない姿勢。
といった具合に。
まとめ
この普通の感覚があるから、物騒な展開の恐れや拒否反応が際立ち、
それが作品の味になっていました。
『ベイビーわるきゅーれ』の延長線を期待するとちょっとだけ?いやだいぶ違う。
けれど、
憑依設定の面白さ、
高石あかりさんの演技力、
そして本格アクションを楽しめる一本として観れば、
それなりに満足度の高い作品でした!
『ゴーストキラー』見どころ
🔷 幽霊×憑依×アクションのユニーク設定
普通の女子大生に殺し屋の幽霊が憑依するという発想がまず面白い。
ふみか本人の戸惑いと、工藤の物騒すぎる行動のギャップが笑いとスリルを生みます。
🔷 高石あかりの演じ分け
気弱で普通の女子大生・ふみかと、憑依された瞬間に別人格のようになる工藤モード。
その切り替えを自然に演じ分ける高石あかりの存在感が見どころです。
🔷 本格派アクション
園村健介演出によるスピード感ある格闘シーンは迫力十分。
さらに三元雅芸のキレのある動きも緊迫感に拍車をかけています。
4. 阪元裕吾らしいクセのある会話劇
シリアスな復讐劇の中に、ゆるさやブラックユーモアが差し込まれる独特のテンポ感も魅力。
🌿こんな人におすすめ
- 「ベイビーわるきゅーれ』のスタッフ陣による別テイスト作品に興味がある人
- 「ベビわる』の“日常感”より“アクション成分”をもっと見たい人
- 阪元裕吾脚本のクセある会話劇が好きな人
- 高石あかり主演の新しい魅力を見たい人
『ゴーストキラー』配信・購入情報
配信
DVD/Blu-ray
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※各サイトの配信状況、価格、在庫状況は時期によって変わることがあります。最新の情報は各リンク先にてご確認ください。
『ゴーストキラー』作品情報・キャスト
製作年:2024年
上映時間:104分
レーティング:G
製作国:日本
配給:ライツキューブ
劇場公開日:2025年4月11日
監督:園村健介
脚本:阪元裕吾
アクション監督:園村健介
キャスト:
松岡ふみか・髙石あかり
影原利久・黒羽麻璃央
本多俊吾・井上想良
飯田マホ・東野絢香
桂雅治・川本直弘
片山将輝・アベラヒデノブ
ナルミ倉冨なおと
勝茂・木部哲
リュウスケ・一ノ瀬竜
本宮泰風
山口祥行
舘昌美
北代高士
中澤達也
本田広登
川﨑健太
工藤英雄・三元雅芸
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