『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』では、
本作の舞台裏や制作陣の熱量が映し出されており、
本編とあわせて観ることで作品への見方がさらに深まる内容になっていました。
『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』あらすじ
脱力系殺し屋コンビの活躍で人気を集める「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ第3弾『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』。
本作は、その撮影現場に密着したドキュメンタリー作品です。
宮崎県で行われたロケ現場にカメラが入り、
主演の髙石あかり、伊澤彩織をはじめとするキャスト陣、
そして阪元裕吾監督やスタッフたちが作品作りに挑む姿を追います。
過酷なアクション撮影、限界まで集中力を求められる出演者たち、
予期せぬトラブルへの対応など、映画完成までの舞台裏をリアルに映し出していきます。
『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』感想
偶然から始まったシリーズ
特に印象的だったのが、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ誕生のエピソードです。
阪元裕吾監督のPCトラブルをきっかけに、たまたまその場に居合わせたエグゼクティブプロデューサー・鈴木祐介さんの目に留まり、そこからシリーズが動き出したという話はとても興味深いものでした。
偶然から始まった作品が、いまや多くのファンに愛され、劇場版3作品に加えテレビシリーズまで制作される存在になったと思うと、感慨深いものがあります。
高石あかりさんの表現力の凄さ
また、伊澤彩織さんが高石あかりさんについて
「太陽みたいにいつも明るい人」と語っていたのも印象的でした。
その言葉を聞いて、『ばけばけ』で高石あかりさんに惹かれた筆者は、
おトキちゃんの姿を思い出しました。
夫・ヘブンさんを亡くし、張り詰めていた感情を親友・おサワにようやく吐き出せた場面。
さらに、ヘブンさんの自分への深い想いを知り、涙とともに感情をあふれさせたシーンも強く心に残っています。
『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで高石さんが演じるちさとは、
どちらかといえば伊澤さんが語った“素顔の高石あかりさん”に近い、明るくコミュニケーション能力の高い人物。
一方で、おトキちゃんは周囲に気を遣い、自分の気持ちを我慢するところもある繊細な役どころ。
これほど対照的なキャラクターでありながら、どちらも自分のものにしてしまう。
その振れ幅の大きさに、あらためて高石あかりさんの表現力の凄さを実感しました。
池松壮亮さん出演に感じる、シリーズの積み重ね
さらに、池松壮亮さんが「あのシリーズに自分が出ていいのかと思った」
と語っていたのも印象的でした。
個人的には、池松壮亮さんのような実力派俳優がこのシリーズをリスペクトしていることを知り、
『ベイビーわるきゅーれ』好きとして勝手にうれしくなりました!
制作側もまた、
池松さんが出演してくれたことの大きさを語っており、
双方のリスペクトが感じられて、そこも良かったです。
偶然から始まったシリーズが、いまや池松壮亮さんのような俳優を迎える作品になった。
そう思うと、このシリーズが積み重ねてきたものの大きさを感じずにはいられませんでした。
映画づくりのリアルと、現場にある努力
本作で、映画の舞台裏を観ることで、
どれだけ多くの人が、どれだけの熱量と想いを持って
作品を作り上げているのかが伝わってきます。
その姿や想いを知るだけで感動しました。
本当にシンプルに泣けました。
良いものを作るって、本当にすごいことなんですね…涙
また、高石あかりさん、伊澤彩織さんをはじめとした出演者たちが、
アクションシーンを何度も撮り直し、繰り返し動きを確認しながら撮影に臨んでいる姿も印象的でした。
映画の中ではあれほど完璧で自然に見えるアクションも、
当然ながらその裏には膨大な努力があるんですね…。
簡単にできることではないのだと、あらためて実感しました。
そして、それをシリーズを通して高いレベルでやり続けている
高石あかりさん、伊澤彩織さんの凄さも改めて実感しました!
さらに、出演者が体調を崩したり、
ケガをしてしまったりする場面も収められていました。
その影響で撮影日程の調整が必要になり、
関係各所とのやり取りが発生するなど、
現場のリアルな空気まで映し出されています。
とてもリアルな話し合いや現場の様子が垣間見られたのも印象的でした。
多くの人の想いと熱量が土台にありつつも、
その裏では役者さんの努力や監督の的確な判断と指導、
そしてスタッフさんの協力があってこそなんですよね。
ヒットの秘訣!?
さいごに個人的に、心に残ったのが、高石あかりさんのセリフ回しの時に、
阪元裕吾監督が本当におかしそうに笑っていたのと、
アクション監督の園村健介さんの現場での可愛らしい笑顔が見えたこと。
自分が楽しいと思えたり、心から楽しいと思える作品だからこそ、
観ている側もやっぱり楽しい!と思えるのかなと思いました。
続編がすでに待ち遠しい!!!
まとめ
『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』は、
シリーズファンなら間違いなく楽しめる一本でした。
作品がどのような想いで作られているのか。俳優さんがどれだけ努力しているのか。
そして、多くのスタッフさんの支えによって映画が完成していること。
それらを知ることで、『ベイビーわるきゅーれ』という作品がより好きになること間違いなし!
です!!
本編を楽しんだ人ほど、きっと心に響く一本。
『ベイビーわるきゅーれ』がもっと好きになるドキュメンタリーです!
『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』主な見どころ
ゆるさと本格アクションの舞台裏
シリーズ最大の特徴である「ゆるい日常」と「本格アクション」の制作過程や、キャスト陣の体当たりな撮影風景の裏側を覗けます。
超低予算から人気シリーズへの軌跡
超低予算映画という始まりから、劇場版3作やテレビシリーズへと奇跡的な大成長を遂げた作品の進化と熱量を感じられます。
監督や演出陣による映画制作のリアル
園村健介アクション監督の緻密な演出や、阪元裕吾監督が現場で下す決断・葛藤など、ものづくりのリアルな緊張感を味わえます。
『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』配信情報
気になる方はこちら▼
※Amazonプライム会員の方は、追加料金なしで見放題対象の場合があります(初回30日間無料体験あり)。
※各サイトの配信状況、価格、在庫状況は時期によって変わることがあります。最新の情報は各リンク先にてご確認ください。
『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』作品情報・キャスト
製作年:2024年
劇場公開日:2024年10月4日
製作国:日本
上映時間:95分
レーティング:G
配給:渋谷プロダクション
監督:高橋明大
キャスト:髙石あかり、伊澤彩織、池松壮亮、前田敦子、
大谷主水、カルマ、水石亜飛夢、中井友望、
阪元裕吾、園村健介、鈴木祐介
🔗関連記事
▶ベイビーわるきゅーれ関連記事
・『ベイビーわるきゅーれ』レビュー
・『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』レビュー
・『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』レビュー
コメント