映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』レビュー|素敵な人間関係を築くヒントが詰まった冬の物語

クリスマスを間近に控えるとどうしても観たくなる作品ってありませんか。その中の一本がこちらです。

※本記事のアイキャッチ画像は、公式サイトで公開されている宣伝素材を引用しています。

目次

『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』作品紹介

アメリカ/133分/2023年/監督:アレクサンダー・ペイン/出演:ポール・ジアマッティ、ダバイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ
クリスマス休暇に、全寮制の男子高校で、家庭の事情で帰れなくなった男子生徒と、留守番する役目になった家族のいない中年男性教師と、ベトナム戦争で息子を失ったばかりの女性料理長の3人が過ごしていくうちに、少しずつ心を通わせていくというお話。

『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』あらすじ

1970年、ボストン近郊にある名門バートン校。生真面目で融通が利かず、生徒や同僚からも嫌われている古代史の教師ハナム(ポール・ジアマッティ)は、クリスマスと新年に家に帰れない学生たちの監督役に任命される。
他には、母親が再婚相手と新婚旅行に行くことになり帰れなくなった問題児アンガス(ドミニク・セッサ)と、ベトナム戦争でひとり息子を失ったばかりの料理長の女性メアリー(ダバイン・ジョイ・ランドルフ)が残る。
そうして共通点のない3人の年明けまでの2週間の交流が描かれる。

『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』感想・考察

■ それぞれが抱える“見えない痛み”

交流する中で、共通点がないようで、それぞれに抱えているものがあるのだという共通点が分かります。
ハナムはトリメチアルアミン尿症(生徒たちから臭いと言われていた原因だった)、うつ病、大学時代に抱えた心の傷…
アンガスはうつ病、親が離婚、大好きだった父親に会えなくなった事情…
メアリーも息子の死という悲しみ…

みんな人生いろいろあるんですよね。
あえて言わないけど、それぞれに抱えているものがある。
孤独だったり心の傷だったりどうにもできない事情だったり。
そういう互いの内面的なものや心の傷を知っていく中で、互いの理解が深まり少しずつ絆が生まれていく。
そんな素敵な人間関係が結果的に理想だったりして。そんなプロセスを見た気がしました。

まとめ

周りにいるちょっと苦手だったりみんなから嫌われているような人とどうにかうまくやらなくてはいけない環境やシチュエーションってありますよね。
相手にも事情があって、抱えているものや背負っているものがあるのかもしれない。
そう思えば、少しだけ歩み寄れたり、逆に「何かただならない事情があるんだろうな…仕方ないか」と割り切ってうまく付き合っていけるのかもと思いました。

話を映画に戻すと、ハナムたちの交流が深まり、互いの理解を深めた先に待っている素敵な変化にも注目です。
特に、偏屈で融通が利かなったハナムの、アンガスのためを思う行動が思わず涙を誘います…


目黒シネマでは、12/21㊐24㊌25㊍の3日間本作が上映されるようですよ。
もう一度観たい方も、未見の方も、ぜひに。

作品は、以下から視聴・購入できます。
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この記事を書いた人

映画と暮らしの中の “ちょっといいもの” を綴るブログ。

映画好きの二児の母。アラフォー/首都圏在住。

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