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信念を持つ人の強さよ。『ライド・ライク・ア・ガール』(2019)                                     

オーストラリア/98分
監督:レイチェル・グリフィス 出演:テリーサ・パーマー/サム・ニール

競馬を題材にしたドラマ、日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』にハマっています。良いタイミングで必ず流れる玉置浩二の主題歌もいいんです涙。
映画でもいくつか競馬を題材にしたお話はありますが、今回は、オーストラリアの競馬界で最高峰のレース「メルボルンカップ」を女性騎手として初めて制したミシェル・ペインの半生を描いた一本をご紹介します。

10人きょうだいの末っ子として生まれたミシェル・ペイン(テリーサ・パーマー)。生後半年の頃に、交通事故で母を亡くしますが、父(サム・ニール)やきょうだいに囲まれてにぎやかな家庭で育ちます。また、父は調教師で、きょうだいの多くが騎手をしている競馬一家という環境にあって、自分も騎手になることを自然に夢見ていました。やがて華々しくデビューするも、落馬し騎手生命を左右するほどの大けがに見舞われてしまいます。

ミシェルのすごい所は、どんな困難がふりかかろうとも屈することなく挑み続けたことです。

G1に出場する馬に乗るために無理な減量を続けたり、落馬して生死を彷徨うほどのケガを負って後遺症で体が思うように動かせなくても騎手を諦めません。次に落馬したらもう助からないとまで言われ皆に反対されても絶対に怯まない。ケガが多いと問題視されていた馬(プリンスオブペンザンス)で、女性騎手では勝てないとの大方の意見にも屈せず、プリンスに自分を乗せてほしいと直談判し見事結果を出す。

このように、偉業を達成したミシェルの強さは、“騎手になりたい!プリンスに乗りたい!プリンスで勝ちたい!”などその強固な信念があったからこそだと思いました。信念のある人は何事にも打ち勝つ強さがある。何かを成し遂げるには強い想いがなくてはならないのかも。というかその想いが思い切った行動や自身を後押ししてくれるのかもしれませんね。また、色々な困難や弊害があっても一番戦うべきは、それらに屈してしまいそうになる自分の心の弱い部分なのかもしれないとも思いました。
この先自分も本ブログを続けることを挫折しそうになったらこの映画を思い出そうと決めました…

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この記事を書いた人

映画が好きな二児の子持ちママです。
アラフォー。首都圏在住。

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