『カラオケ行こ!』レビュー|笑って泣ける“異色バディ”に心を持っていかれた

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『カラオケ行こ!』あらすじ

中学校で合唱部の部長を務める岡聡実(齋藤潤)は、ある日突然、見知らぬヤクザ・成田狂児(綾野剛)からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼する。

組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者には“微妙な刺青”という恐怖の罰ゲームが待っており、それを回避するため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、「紅」。

嫌々ながらも歌唱指導を引き受けることになった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……。

『カラオケ行こ!』感想|笑いの中にある、まっすぐな関係性

中学生とヤクザという、全く接点のない二人。
どんな展開になるのかと思いきや、想像以上に引き込まれ、気づけば感動していました。

変声期に悩む聡実に対して、狂児がかける
「きれいなものしかあかんかったらこの街全滅や」
という言葉がとても印象的で、ただのコメディでは終わらない深さを感じます。

何事も飾らず、正直に言い合える関係ってやっぱりいい。

年齢も立場も関係なく築かれていく二人の距離感に、
心からうらやましさを感じました!!

ラストは思わず余韻に浸ってしまうような展開で、
ぜひ多くの人に体験してほしいです。
(でもヤクザはやっぱり怖い…)

『カラオケ行こ!』見どころ|笑って刺さる名シーンの連続

■ 全力すぎる『紅』のインパクト

狂児の持ち歌である「紅」を歌い上げるシーンは、本作の大きな見どころ。

普段の雰囲気から一変、感情を爆発させて歌う姿はインパクト抜群で、
思わず笑ってしまうのにどこか胸に残ります。

■ 容赦ない“歌唱指導”が最高に面白い

ヤクザたちに対して、聡実が“先生”として歌を添削するシーンも必見。

「声が汚いです」
「うるさいです」
「カスです」と、
ドキドキしながらもクールに言い切る姿に思わず笑ってしまいます。

さらに狂児に対しても「終始、裏声が気持ち悪い」と遠慮なく指摘。

その遠慮のなさと、それを受け入れる狂児の関係性が絶妙です。

■ 笑いの奥にある、じんわりくる余韻

コミカルなやり取りの中にも、二人の背景や想いが少しずつ見えてくる構成が秀逸。

笑っていたはずなのに、気づけば心に残るものがある——

そんな“温度差”が、この作品の大きな魅力です!

イベント情報|劇場で観るチャンスも

成田狂児の誕生日・5月5日を記念して、
5月3日~5日の3日間限定で『カラオケ行こ!』大感謝祭2026が各地映画館で開催。

入場者特典や絶唱応援上映など、盛りだくさんの内容となっているようです。

まだ観ていない人はもちろん、もう一度あの関係を味わいたい人も、この機会にぜひ劇場で。

カラオケ行こ! 劇場情報

まとめ

笑って、ちょっと刺さって、最後にじんわり残る。

『カラオケ行こ!』は、そんなバランスが絶妙な一本でした。

🌿こんな人におすすめ

  • 笑えて、最後はちょっと泣ける作品が好きな人
  • 心に残るセリフや人間関係を描いた映画が観たい人
  • 不器用だけどまっすぐなキャラクターに弱い人
  • 友情や“年齢・立場を超えた関係性”に惹かれる人
  • カラオケシーンや音楽が印象に残る作品が好きな人
  • 綾野剛の新しい一面を見たい人

『カラオケ行こ!』配信・購入情報

配信

Amazonプライムでみる

DVD・Blu-ray

※Amazonプライム会員の方は、追加料金なしで見放題対象の場合があります(初回30日間無料体験あり)。
※各サイトの配信状況、価格、在庫状況は時期によって変わることがあります。最新の情報は各リンク先にてご確認ください。


『カラオケ行こ!

』作品情報・キャスト

2024年製作/107分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2024年1月12日
監督:山下敦弘
原作:和山やま
脚本:野木亜紀子
キャスト:成田狂児・綾野剛
岡聡実・齋藤潤
森本もも・芳根京子
小林・橋本じゅん
唐田・やべきょうすけ
銀次・吉永秀平
尾形・チャンス大城
峯・RED RICE
中川・八木美樹
和田・後聖人
井澤徹
松原・岡部ひろき
米村亮太朗
岡優子・坂井真紀
岡晴実・宮崎吐夢
和子・ヒコロヒー
田中正・加藤雅也
祭林組組長・北村一輝


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この記事を書いた人

映画と暮らしの中の “ちょっといいもの” を綴るブログ。

映画好きの二児の母。アラフォー/首都圏在住。

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