📖『こころが整う台所』レビュー|台所の悩みがスッと軽くなる理由と、著者が遺してくれた想い

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図書館で出会った本

本作と出会ったのは、たまたま図書館で手に取ったのがきっかけです。

『こころが整う台所』高木ゑみさん著。
「あなたが笑顔で台所に立ち続けるために」との文言に、
最初は軽く反発心みたいなものを感じたのを覚えています。
家事のうち料理は、朝昼夜の少なくとも最低一日二回はする必要があって。
冷蔵庫の在庫をチェックし、栄養を考えた献立を決め、買い物から食材選び。
買ってきたものをストックし、調理。調理もいかに効率よく手際よくできるか段取りを考えて、
それも家族がいればそれぞれの好き嫌いを考えたり、帰宅時間や起床時間に合わせて作ったり…等、
考えたり作業する幅があまりにも広くて、とても楽しいという感覚とは真逆で労働に近い。
それを笑顔って…と思いながら、本書を読み、
読了後にはそう思った自分に腹が立ったくらい納得の内容でした。

本書に書かれていたこと

以下、アマゾンの商品紹介文より一部引用
「台所からモノ・時間・作業・スペースのムダを“ゼロ化”すれば、気持ちはおのずと整って、
モチベーション・自己肯定感、そして周りからの評価がグンとアップします。
どんなに古くて小さな台所でも大丈夫。
台所をあなたと家族の“パワースポット”に変えるシンプルなライフハックを、たっぷりご紹介します。」

また、本書には、台所しごとをラクにするための具体的なコツが、
道具選びから献立作り、下ごしらえ、調理、味付け、保存、片付けまで
とても丁寧にまとめられていました。

どれも「知っていたら確実にラクになる」実用的な内容ばかりで、
台所の悩みがスッと軽くなるようなヒントが詰まっています。

以下は、本書の内容を私なりにまとめたものです。

● PART1|道具選びのコツ
本当に使う道具だけを厳選し、動線を整えることで台所が驚くほど快適に。
包丁やフライパンなど、必要最低限の“良いものを少しだけ”という考え方が印象的でした。

● PART2|献立作り&買い物のコツ
献立に迷わないための考え方や、買い物を週1回にまとめる工夫など、
「考える負担」を減らすためのルールが紹介されています。

● PART3|下ごしらえのコツ
食材をまとめて洗う・切る、空き時間に“ついで”で下処理するなど、
毎日の料理がぐっとラクになる方法がたくさん。

● PART4|調理のコツ
レシピに書かれていない“ささやかなコツ”が満載。
塩加減の目安、味見のタイミング、解凍の仕方など、料理の仕上がりが変わるポイントが学べます。

● PART5|味付けのコツ
味付けは比率で考える、甘み・酸味・苦味のバランス、
スパイスやハーブの基本など、料理の幅が広がる内容でした。

● PART6|保存のコツ
冷蔵庫の収納ルールや野菜の保存方法、冷凍の基本など、
“見やすく・取り出しやすく・掃除しやすい”冷蔵庫づくりのヒントが詰まっています。

● PART7|片付け・収納のコツ
洗い物のタイミングや順番、コンロ周りの掃除、
ザックリ収納のすすめなど、台所が整うと気持ちまで軽くなる内容でした。

どのパートも、今日からすぐに取り入れられる実用的なアイデアばかりで、
台所しごとが少し前向きになれる一冊だと感じました。

台所の悩みがスッと軽くなった理由

わたしがいちいち悩んでいた、道具選びのコツから、献立作り&買い物のコツ、下ごしらえのコツに調理のコツ、味付けのコツ、保存のコツ、さらには片付け&収納のコツまでが網羅されていました。
もちろん法律やルールはないので、全てにおいて正解があるわけではないことは分かっているんです。
でも、ど素人で料理が苦手な自分には、詳しく解説されたものがあるとやっぱり頼りたくなる。
それがタイミングや、中身がピンポイントでその時の自分にはとても刺さったんです。

著者の言葉が心に刺さった瞬間

著者の高木さん曰く、
「本当の料理上手とは、笑顔で台所に立ち続けられる人です。極論すれば、技術やセンスは二の次です。
誰もがうらやむキラキラとコーディネートされたテーブルではなく、いつものスーパーで、それぞれの懐事情に合った食材を選び、いつもの使い慣れた食器で、いつも通りにいただく食事。
高度なテクニックの料理本もいらなければ、高級食材もいりません。どんなときでも、「笑顔で台所に立ち続ける自分になる」ということが、「一緒に食べるみんなが笑顔で食卓を囲む」ことにつながります。」(本書より抜粋)

本書には、ここには載せきれないほどのたくさんのアイディアやそれぞれのコツが事細かに丁寧に書かれていました。教科書のように、誰でも知っているわけではない。
でも、知っていたら確実にお得で、日々の料理に必ず役に立つ。そんな実用的でとてもわかりやすい内容でした。

著者の想いに触れて

そうして図書館で借りた本をあっという間に読了し、すぐにアマゾンでぽちりました。
それから、遅ればせながらその時に知ったのですが、著者の高木ゑみさんは若くして逝去されていたと。
ご紹介した本も、闘病中の病室で書かれたものとのこと。

こんなにも素敵なものを遺してくださってありがとうございます。と思ったのと同時に、
最後のページに息子さんと思われるまだ幼い少年とご本人が、愛おしくてたまらないかけがえのない存在であるというお互いの気持ちが伝わるお写真が載っていて、思わず目頭が熱くなりました。

大事にしたい一冊です。

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この記事を書いた人

映画と暮らしの中の “ちょっといいもの” を綴るブログ。

映画好きの二児の母。アラフォー/首都圏在住。

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